目次
脱毛クリームとは
脱毛クリーム=除毛クリーム
脱毛クリームと呼ばれている商品は、脱毛クリームではなく実際のところ「除毛クリーム」です。
除毛は、肌の表面に出てきたムダ毛だけのケアになりますが、脱毛はムダ毛を毛穴の奥まで処理するので、意味合いが違ってきます。
現状、本当の意味で脱毛ができるクリームは、私が探したところ見当たりませんでした。
抑毛効果がある脱毛クリーム
ただ中には、使用していくうちにムダ毛が生えにくくなる「抑毛効果」がある除毛クリームはありました。
※以下から、除毛クリームを脱毛クリームと表記しています。
脱毛クリームの例
脱毛クリームは、ドラッグストアでも売っている
- veet(ヴィート)
- epilat(エピラット)
- moomo(ムーモ)
- 脱毛クリームCREG
など市販の物は沢山あります。veet(ヴィート)にはメンズ用脱毛クリームもあるので、周りでもムダ毛処理に利用している男性がいるかもしれません。
脱毛クリームの仕組み
ムダ毛を溶かして処理
脱毛クリームは、クリーム状の除毛剤を使って、肌に生えてきているムダ毛を溶かして処理しています。
溶かして処理をするため、除毛クリームはカミソリで処理したときのようなチクチク感がなく、処理した毛先が角張ることがありません。
ムダ毛のタンパク質を分解
このムダ毛を溶かす仕組みは、ムダ毛ののタンパク質を溶かすという意味です。私たちの毛はタンパク質によって作られているので、脱毛クリームに含まれる「チオグリコール酸カルシウム」によって、タンパク質を溶かしムダ毛を処理することができます。
脱毛クリームが使える部位
基本的に全身
腕や脚、脇、ビキニラインなどムダ毛が気になりやすい部位には使用可能です。
使えない部位もある
ただ使用可能部位の中に、顔やヒゲがないことから、体への使用はOKでも顔への使用はしない方がいいと思われます。
顔は体に比べて敏感で炎症を起こしやすいですし、少しの炎症でも目立ってしまうので、使用する際には顔へ使用できると記載されている脱毛クリームを探すべきだと思います。
脱毛クリームの購入
脱毛クリームの価格
脱毛クリームは1,000円前後が平均的ですが、1本3,000~5,000円以上する物もあります。
ドラッグストアなどで販売されている物はほとんど1,000円台で購入できるお手頃価格の物になっていますが、ネット通販で探すと高価格帯の脱毛クリームも見つけることができます。
脱毛クリームの使い方
脱毛クリームを使う手順
- パッチテストで事前にチェック
- 乾いた肌にヘラを使ってクリームを塗る
- クリームを塗った上からラップを巻く
(脱毛クリームによっては必要ないことも) - 脱毛クリームの指定の時間待つ(平均10分前後)
- 付属されているスポンジでクリームを拭き取る
- シャワーでしっかり洗い流す
以上が脱毛クリームを使う手順です。
脱毛クリームのデメリット
臭いがきつい
脱毛クリームの臭いはきついことが多く、私自身その臭いに途中でくじけそうになったことがあります。
鼻をツンと刺すような臭いで、部屋やお風呂場に臭いが充満します。
最近は臭いを抑えた脱毛クリームも登場しているようですが、多少は臭ってしまうのではないかと思います。
時間や手間がかかる
上の手順を見ればわかりますが、脱毛クリームは手間と時間がかかります。
脱毛クリームを使うにはヘラを使ってクリームを塗るだけでなく、ラップを巻いたり、10分前後待ったり、シャワーの前にスポンジで拭き取ったり、といった面倒があります。
カミソリであればボディソープやクリームを塗ってすぐに剃れますし、剃った後はシャワーで流して終了です。同じ除毛にも関わらず、脱毛クリームは手間や時間が割に合わないと感じる人もいるかもしれません。
肌に合わないこともある
最後に脱毛クリームは直接肌に塗ってしばらく放置するため、肌を痛めやすい点もデメリットとして挙げられます。
ムダ毛のタンパク質を溶かすほどの力があるので、塗られている肌にもダメージが少なからずあります。
肌に合わなかった場合、赤くなってかぶれたり、かゆみを伴う場合もあるので、敏感肌の方は特に注意が必要です。
脱毛クリームまとめ
脱毛クリームはカミソリに比べて肌を削らずにチクチク感のないムダ毛を処理にするには有効な方法ですが、デメリットも多いことが分かっていただけたのではないかと思います。
おまけに除毛なので数日に1回ペースとなると、平日やてっとり早く処理したい時には不向きだなという印象を受けました。