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ケノンの濡れ手使用は禁止
取説でも「禁止」と記載
ケノンを濡れ手で使用するのは禁止です。取扱説明書には、濡れた手での使用を禁止する理由として「感電・発火のおそれがあります。」という記載があります。
ケノンに限らず、家電はどうして濡れた手で使用するとこのような危険があるのでしょうか。
水が漏電を招き感電事故へ
通常感電することはない
家電には電気を通さないよう絶縁をするなど感電の防止策がとられています。そのため乾いた手であれば、ケノンや家電を使用していて感電することはまずありません(家電の破損や老朽化がなければ)。
水は電気を通しやすい
しかし水で手が濡れている場合、その手でコンセントにつなぐためにプラグを触ったりすると、水が電気を漏電させてしまうことがあります。
水は電気をよく通す性質があります。人にも電気は通りますが、水ほど電気を通しやすいわけではありません。
ですが水で濡れた手でプラグなどを触ってしまうと、水に漏電した電気がそのまま人体に流れて人体に感電するためとても危険です。
家電の感電は死を招くことも
濡れた手で電化製品を使用して感電する事故も起こっています。
ピリッとした痛みを感じる程度から、やけど、重症と程度は様々ですが、様々な条件が重なると最悪死に至ることもあるそうです。
特に昔販売されていた電化製品や、長く使用して破損や老朽が見られる家電は、事故が起こりやすく大変危険だと言われます。
汗や湿気も危険
また危険なのは濡れた手だけではありません。
- 汗
- 湿気
- 結露
- 地面が濡れている
など水で手が濡れているだけでなく汗や湿気、濡れた地面や床、結露なども危険です。
ケノンや家電を使用する時には周りの環境にも気を付けなくてはなりません。
ケノンも壊れやすくなる
濡れた手で使用するなどしてケノンが濡れてしまえば、故障の原因にもなります。
ケノンは防水ではないので、内部に水が入ってしまうと故障のリスクが高くなります。
ケノンの無料修理保証は、正しい使用方法で使用して壊れた時の保証内容になるので、水没や濡れ手が原因だと保証対象にはならない可能性があります。