目次
多毛症・硬毛化とは
多毛症とは
多毛症とは体の発毛が多くなる状態を言います。「アムブラス症候群」や「増毛化」などとも言われますが、意味に大きな違いはありません。
毛が多くなると言いましたが、厳密には毛穴の数は生まれてから生涯増えることがないため「毛が多くなる」ということはありません。
しかし、毛周期のサイクルの中で毛が抜ける「退行期」や毛穴から新たな毛が生えてこない「休止期」と呼ばれる時期に毛穴が活性化され、通常よりも多くの毛が生える状態になってしまうことはあります。
多毛症には体全身にわたる多毛症と、毛が多くなる範囲が限られる局所性の2種類の多毛症があります。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛が原因で発症する場合、局所であらわれる部分的な多毛症が多いです。
硬毛化とは
硬毛化とは以前よりも毛が太くなった状態です。フラッシュ脱毛やレーザー脱毛の施術によって起こることが多く、多毛症と一緒に現れやすい現象です。
脇やVIOなど元々濃い部位よりも、産毛程度の薄い毛が生えている部位に起こりやすいと言われています。
多毛症・硬毛化の原因
脱毛の何が多毛症や硬毛化の原因になっているのかは、はっきりとはわかっていません。
ただ原因の一つとして、ムダ毛がフラッシュやレーザーによって活発化してしまい、以前よりムダ毛が増えてしまったという考え方があります。
多毛症になる確率は10％以下
多毛症や硬毛化になるのが怖いから脱毛しようか悩んでいるという方はもったいないです。
多毛症や硬毛化になる確率は10％以下と言われており、10人中9人は普通に脱毛を進められます。
ケノンで多毛症・硬毛化になる可能性
ケノンでも多毛症・硬毛化になりうる
ケノンで多毛症や硬毛化になってしまう可能性はあります。
医療脱毛でも脱毛サロンの脱毛でも同じく、多毛症や硬毛化のリスクはあるため、ケノンに限ったことではありませんが、多毛症や硬毛化してしまうことはあります。
ただし上の多毛症・硬毛化の確率を見てもわかりますが、多毛症や硬毛化はそこまで高い確率で起こるわけではないので、脱毛前から心配するほどのことでもありません。
ケノンで脱毛していて多毛症・硬毛化になったら
もしケノンで脱毛を始めて多毛症や硬毛化してしまった場合、どうすればいいのでしょう。
脱毛サロンやクリニックではスタッフや医師が判断してくれますが、ケノンは自分で行うので対処も自分の判断で行う必要があります。
ただしこの対処法については、クリニックや脱毛サロンによって対処方法が違ってくるため、一概にこのように対処するとは言い切ることができません。
ですので、ここでは一般的な脱毛サロンやクリニックが多毛症や硬毛化にどのように対応しているのかをご紹介してきたいと思います。
一旦脱毛をストップする
まず多毛症や硬毛化になった場合には一旦脱毛をストップして落ち着くまで様子を見るという対処方法です。
実際、私も以前、脱毛サロンで多毛症や硬毛化になった時はどうするかという質問をした時に、一旦ストップして様子を見るという回答がかえってきました。
多毛症・硬毛化が落ち着いたら再び脱毛を再開するという対応を行っている脱毛サロンやクリニックは多いです。
脱毛の出力を上げる
またあまり聞いたことはありませんが、多毛症や硬毛化になったら今までよりさらに出力を上げて脱毛を継続するという対処方法もあります。
これは弱いレーザーが原因でムダ毛が活性化されてしまっているから、強い出力にすることで脱毛ができるという理屈です。
もし今までケノンをレベル4で使用していた場合、この対処方法でいくとさらに強いレベル7～8で照射を続けるということになります。
まとめ：どの対処方法がおすすめ？
明確な答えがない以上、個人が良いと思った方を選ぶべきだとは思いますが、安全第一でこれ以上の多毛症や硬毛化を食い止めることを優先するなら、一旦ストップをして様子を見るのがいいかと思います。
ただもしレベルを1～5くらいでやっている方がいるなら、出力が弱い可能性も十分考えられるかと思います。一度病院で診療してもらって異常がないか診療してもらうのが安心かと思います。
