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サーミコンタイプの脱毛器とは?
サーミコンタイプの脱毛器とは「熱で毛を処理する脱毛器」です。
サーミコンタイプの脱毛器の使い方はいたって簡単。サーミコンタイプの脱毛器を毛を処理したい部分に当てて滑らせていくだけです。肌に当てた部分からの熱で毛が焼かれて処理されていきます。
では次の項目でこのサーミコンタイプの脱毛器のメリットとデメリットを見ていきます。
サーミコンタイプの脱毛器のメリット・デメリット
サーミコンタイプの脱毛器のメリット
- 光脱毛器などに比べて安く手に入る
- 日焼けやほくろなどにも照射できる
- 生え始めのチクチクとした感じがない
- 簡単に使える
- 肌に負担が少ない
サーミコンタイプの脱毛器は光脱毛器などに比べると安く購入できます。また目に見える毛はその場でなくなるので毛がなくなるまでしばらくかかることもありません。
また肌に直接当てて皮膚の表面を削ってしまうこともないのでカミソリ負けのような肌トラブルが少ないこともメリットの一つです。
そして最も大きいメリットが「チクチクとした感じがない」ということ。カミソリなどを使うと断面が大きくなって生え始めの毛が目立ちますし、チクッという感覚は必ず出てしまいます。しかし熱で処理するサーミコンタイプの脱毛器は毛を焼いて切るので断面が丸くなり肌触りがなめらかです。操作方法も上記でも書いたように簡単に使いこなせます。
サーミコンタイプの脱毛器のデメリット
- 除毛器と比べると高い
- 脱毛効果はない
- 毛が焼けるときに臭いが出る
- 肌が平らでないと対応できない
- 火傷の危険性がある
サーミコンタイプの脱毛器は光脱毛器のような脱毛ができませんし、毛を生えにくくするような抑毛効果もありません。同じく毛を処理するだけの除毛器のカミソリや毛抜きとあまり変わりないと言えます。除毛器と比べて考えるとかなり高額という印象を受けます。
また熱を使って毛を焼くので臭いが出てしまったり、使い方次第では火傷の危険性もあります。
日本でも昔は毛を焼いて処理していた
今でこそ除毛器や脱毛器はさまざまな種類がありますが、昔はそのようなものもたくさんあったわけではありません。ですが実は江戸時代には毛を焼き切るという方法が用いられていたという歴史があります。
江戸時代の遊女は毛を線香で焼き切って処理
日本では平安時代から脱毛への関心があり貴族の間で行われていたものの、処理していたのは額や眉のみ。
ですが江戸時代になると顔の毛だけでなく全身の毛を処理するようになります。体を見られることが多い遊女は特に毛の処理をしっかりしていたようです。
江戸時代の遊女は線香を使って毛を焼き切っていたそう。江戸時代には脱毛剤や毛抜きなどもありましたが、チクチクとせずなめらかな肌触りになるメリットが大きいということで遊女はこの方法を用いていました。
サーミコンタイプの脱毛器は現在あまり使われていない?
江戸時代ではチクチクがない毛を焼く方法はメリットが大きかったですが、現在は毛自体を生えにくくすることもできますし、除毛剤で毛を溶かしてチクチクをなくすこともできます。どうせ脱毛器を購入するなら光脱毛器で毛の処理がいらないようにすることがおすすめです。脱毛器の人気ランキングはこちらからチェックできます。↓