目次
ケノンを毛孔性苔癬に使用できるのか
皮膚疾患には使用NG
まずケノンを毛孔性苔癬に使用しても良いのかという話ですが、使用OKとは言えないのが正直なところです。
ケノンの説明書には皮膚疾患がある部位への使用を禁止しているので、毛孔性苔癬にも本当なら照射するべきではありません。
毛孔性苔癬はケノンで改善されることもある
端的に言うなら「毛孔性苔癬が改善される人もいる」というのが、口コミや体験談、他サイトなどを調査した結果です。
「ケノンで改善された」口コミも
ケノンを使用した人の中には「ブツブツが悪化せずに毛孔性苔癬が改善された」という口コミもあったため「まったく効果はない」「改善されない」とも言えません。
「全く改善されなかった」口コミも
ですが毛孔性苔癬は全く改善されなかったという口コミも当然ありました。毛孔性苔癬に照射したことで肌荒れしてしまったという口コミもあります。
ケノンはそもそも「脱毛」のための美容機器として販売されており、毛孔性苔癬に効くとは一言も書いていないので、毛孔性苔癬が改善されなくても文句は言えません。
毛孔性苔癬へのケノン使用は自己責任
毛孔性苔癬に使用する場合は、あくまで自己責任で行う必要があります。毛孔性苔癬が悪化したりする可能性もあるので様子を見て照射してください。
毛孔性苔癬にケノンを使う時の注意点
色素沈着などの肌トラブルの原因に
毛孔性苔癬にケノンを使用して改善に成功した人もいますが、人によってはケノンで照射したことで色素沈着や肌がボコボコになったりする可能性もあります。
必ずそうなるわけではありませんが、ケアの仕方を間違えると毛孔性苔癬は肌トラブルを引き起こすので十分注意しながら照射を続けなければなりません。
毛孔性苔癬ではない可能性も
そもそも毛孔性苔癬ではない可能性もあります。
ブツブツとした見た目から毛孔性苔癬だと思うかもしれませんが、他の皮膚病だった場合、照射しても改善されないどころか痛みを感じたりかえって悪化する可能性もあります。
- 痒みを伴っている
- 赤みがひどい
- 熱を持っている
- ブツブツはここ最近で出てきたもの
などに当てはまる場合、ケノンで照射するのはやめておくべきです。
脱毛サロンでは毛孔性苔癬は避けて照射される
クリニックの医療脱毛では毛孔性苔癬があっても照射してもらえますが、脱毛サロンでは毛孔性苔癬が悪化する可能性があるという理由で、毛孔性苔癬の部分は照射してもらえないかもしれません。
その場合、毛孔性苔癬の部分は避けて照射ということになります。すると当然、毛孔性苔癬は改善しませんし毛孔性苔癬がある部分の脱毛も完了しません。
毛孔性苔癬とは
毛孔性苔癬の特徴
毛孔性苔癬(もうこうせいはたいはん)とは、肌に小さいブツブツした物ができる一般的な皮膚の病気です。毛孔性苔癬はかたまって1ヶ所にできることからブツブツとした見た目が目立ち、その部位を触るとザラザラとした感触になります。
この見た目と感触を嫌がる人は多いですが、体や健康にこれといった影響はないため、治療を行わなければいけないというわけではありません。
特に出やすい部位
- 二の腕
- 太もも
- 背中
- おしり
毛孔性苔癬の原因
毛孔性苔癬は健康に影響がないことから、原因がまだはっきりと解明されているわけではありません。ですが毛孔性苔癬の原因として、次に紹介する2つの説が有力のようです。
毛孔性苔癬の原因の1つは、肌のサイクルが乱れることが原因と言われています。
この肌のサイクルが乱れることで、毛穴に古い角質が溜まってしまり、角栓が毛穴を塞いでしまいます。これが原因で毛孔性苔癬になってしまうのです。
原因の2つ目として考えられるのは、遺伝です。親が毛孔性苔癬だった場合、その子どもも毛孔性苔癬になる可能性が高く、遺伝で毛孔性苔癬を発症するのではないかと言われています。
毛孔性苔癬になる年齢
毛孔性苔癬になる年齢として多いのは、小学生高学年~思春期が終わるくらいまでのようです。
若い世代がかかることが多く、何もしなくても20代~30代になる頃には自然に消えているケースが多いため、無理にケノンで消そうとする必要はないかもしれません。
私は毛孔性苔癬は皮膚科で治療してもらうのが一番だと思います。ケノンは脱毛のために使ってほしいですね