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ケロイドへケノンは使用可能か
ケロイド部分にはNG
ケノンでケロイド部分の脱毛を行うのはNGです。
取扱説明書を見るとケロイドがある人について使用禁止という記載はありませんでした。
しかし赤い下線部分に注目して見ると、ケロイド体質の人やケロイド治療に当てはまる項目がいくつか見られます。ケロイドについて詳しくは一番下にあるので見てみてください。
ケロイド部分を脱毛した場合の危険、症状
ケノンを使用したら?
ケロイド体質の人が脱毛を行うと、
- 皮膚が変色する
- 毛穴が腫れ上がる
- 皮膚に炎症が起こる
- ケロイドができる
などの恐れがあります。そのため家庭用脱毛器に限らず、ケロイド体質の人は脱毛サロンなどでも施術や契約を断られることが多いです。
ケロイドについて
ケロイドとは
ケロイドとは「瘢痕」という鮮やかな赤色から褐色の跡が体に残ることで、外界から刺激に対する皮膚の防御反応によって引き起こされます。
扁平上皮がんができることもあるため皮膚にとって刺激やダメージを与えるべきではありません。
ケロイドの種類
ケロイドと一言で言っても種類があり、
- 真性ケロイド
- 肥厚性瘢痕
どちらかの違いで症状や治りやすさ、ケロイドの性質や見た目も変わってきます。
真性ケロイド
ケロイド体質の人にできる
真性ケロイドとは原因は明らかになっていませんが、遺伝的・体質的な要因が大きいとされており黄色人種や黒人に多い傾向があります。そのため真性ケロイドができる人は「ケロイド体質である」と言われています。
真性ケロイドは広がっていく
真性ケロイドは胸や上腕、背中の上部に症状が現れることが多く、外側へ大きくなる増殖傾向があります。
真性ケロイドは小さな傷で
ケロイドを誘発する原因は小さな傷だと言われています。少しの皮膚への刺激や怪我でケロイドが出てきてしまうため、特に脱毛など肌に刺激を与える施術には注意が必要です。
肥厚性瘢痕
火傷や外傷が原因
分からないことが多い真性ケロイドに対して肥厚性瘢痕は、火傷や傷などの外傷を負った時にできるため原因がはっきりしています。
治りやすい傾向
外傷によってできる肥厚性瘢痕は、放っておけば自然に治る傾向があるケロイドなので、消えるのを待ってからであればケノンで脱毛することも可能です。